スマイルアップ通信
2007年07月01日
7月号発行
月のしずく・天の露・人魚の涙・月の化身・・”白玉”とは世界中で愛され、ロマンチックな名称で呼ばれている真珠の事です。真玉(またま)とも呼び、実際加工せずとも輝きを放っているのは真珠だけのようです。
真珠と云えば阿古屋貝ですが、万葉の頃は鮑(あわび)から採っていたようで、”鮑玉”とも呼ばれていました。体内に砂や異物が入り込むと、それを何とかしようと、貝は分泌液を出し、異物を包み込む事で、真珠が生まれるそうです。
苦しみや悲しみも異物の様なもの、その傷みと向き合っていくうちに、私達の心にも、輝く”真珠”が出来るかも知れませんね。